「純情らーめん」との出会いのきっかけ、それは、1つのコンビニ商品でした。

5/20(火)より発売のファミリーマートの商品「ShinShin店主監修 博多焼きラーメン」。
コンビニ商品とは思えないほどめちゃくちゃ美味しく…
「ShinShinの店舗に行って食べてみたい!!!」と思ったのが事の発端でした。
今回は、博多ラーメンの名店「ShinShin(シンシン)」アミュプラザ小倉店に実際に足を運び、そこで見つけた運命のラーメンとの出会いをレポートします!
博多ラーメン「ShinShin(シンシン)」とは?
福岡で愛される人気ラーメン店
「ShinShin(シンシン)」は、福岡に6つの店舗を構える人気のラーメン店です。


豚骨をベースとした風味豊かなスープが特徴の「博多ShinShinらーめん」が一番の人気メニュー。
「博多純情らーめん」の由来
「ShinShin」で提供されるラーメンは、「博多純情らーめん」と総称されます。
この「純情」というワードにはどんな思いが込められているのでしょうか。
「ShinShin」の公式サイトには、こう綴られてありました。
誰もが飲み干してしまうスープとそれを邪魔せずそのスープを吸い上げてくれるシンプルな細い麺。このふたつを追い求め目指したラーメンが完成しました。それが基本の「ShinShinらーめん」であり、そこに行き着くまでの純粋な気持ちを表して『博多純情らーめん』と呼ばせていただいています。
ラーメンに対する店主のまっすぐで誠実な思いを「純情」という言葉で表した…ということなんですね。
屋台仕込みの味とメニュー

福岡・博多は、道に屋台を連ねて酒や料理を提供する「屋台文化」が盛んな地。
ShinShinの店主は、博多の屋台文化のもとで修業を10数年積んだのち、この「ShinShin」を開くに至ったと言います。
「焼きラーメン」や「ちゃんぽん」、そのほか居酒屋メニューが用意されているのも、店主が育った屋台の延長線。
ラーメンの味にもメニューにも、「育ててくれた屋台文化やその味を大切にしたい」という気持ちが反映されています。
ShinShin実食レビュー!
まずはお目当ての焼きラーメン!
ファミマの焼きラーメンが美味しくて、それをきっかけに来たので、さっそくお目当ての焼きラーメンを頼んでいきます。
到着した焼きラーメンがこちら。

おお!やはりファミマのものよりも具沢山!迫力もありますね。
ではひとくちいただきます。

麺が…細い!
そうです、ここ「ShinShin」は、極細麺が特徴のラーメン屋さん。
それを焼きラーメンにも使用しています。
肝心のお味は…
ファミマのものとはまた違った味わい。
ファミマの焼きラーメンは、ソースの香りがよく効いており、焼きそばとラーメンの融合体のようでした。
しかし実際店舗で食べたものは、ソースがそこまで効いているわけではないものの、鉄板で焼いたからこそ出る香ばしさが麺や具材それぞれによく効いており、屋台感が強くて美味しいです。

具材は、豚肉、キャベツ、ちくわ、もやし、イカ、エビ、あさり、かまぼこ。
トッピングされたネギは、それぞれの具材に旨みを増すいい役割を果たしています。
店舗に食べに来てよかった…
ShinShinに来たからには!「純情らーめん」との運命の出会い
さて、せっかくなのでラーメンも食べてみようと頼んでみます。
これこそが、冒頭で紹介した「博多純情らーめん」。
到着したラーメンがこちら。

これは…!いかにも濃厚そう!
というかきくらげとネギのおかげか、彩りがすごく良くてめちゃくちゃ食欲をそそります。
それでは、さっそくひとくち!

これは…うますぎる…!
ここで、お目当ての焼きラーメンのことはすっかり忘れて、この「純情らーめん」にドハマりしてしまいます。
これぞ運命の出会い!!!
なんといってもまずこの極細麺。スープがとても絡みやすくて最高なんです!
さらさらいけちゃいます、ホント。
きくらげの食感も、いいアクセントになっています◎
そして、感動すべきは麺だけでなく、このスープ!

「脂っこそう…」と思ったそこのあなた!
このスープ、脂っこさは全然感じられません。
豚骨と鶏ガラ+香味野菜をベースにしたこのスープは、誰でも美味しく食べられるよう、割とサラッとしています。
「ドロドロのスープはちょっと…」という方でも問題なく食べられるほどで、なんならアッサリ。
とはいえ油分が少ないとは言えませんし、チャーシューはけっこう脂が乗ったものでした。
素敵な逢瀬はまだ終わらない。「替え玉」の時間です!!
さて、あっという間に麺がなくなってしまったので、「替え玉」を注文します。
伸びやすい細麺を使用する博多ラーメンでは「大盛」の文化がない代わりに、「替え玉」の文化があるのです。
さっそく替え玉が来ました!

お皿に盛られてきた「替え玉」には湯気が立っており、一目見ただけで熱いのがわかります。
これはスープが冷めなくてありがたいですね。
いざ投入!そして実食!
食べてみると…
最初よりアッサリしましたね。
これはこれで美味しいのですが、最初のコクを復活させる魔法の調味料が、テーブルに置かれていました。
それがこちら。

「らーめんのタレ」…。
大阪に住む筆者にとっては聞きなれない、見慣れないシロモノ。
この「らーめんのタレ」も博多ラーメンならではのものらしく、スープのもととなる「かえし」をラーメンの場合は「タレ」と呼ぶそう。
替え玉をするとスープが薄まってしまうからこそ、博多ラーメンのお店にはこういった「タレ」が置かれているとのことです。
実際かけてみると、いっきにコクが復活!これはすごいシロモノです。
考えた人、賢いなぁと思いました。
ちなみに…味変もめちゃくちゃ豊富でした
ふとテーブルの端に目をやると、そこには大量の調味料たち。

コショウやにんにくはもちろん、ゴマや七味、紅ショウガなども。
替え玉後も飽きる心配は全くありません。
筆者はにんにくが大好きなのでもちろん投入しましたが、スープとのシナジーに悶絶していました。
おまけ:やきめし、うまし
せっかくなので、やきめしも頼んでみました。

パッと見た感じは普通のチャーハン。
まあ、どこのラーメン屋さんでもそんなに大差ないよね…と思いつつもひとくち、口に運んでみると…
いや、これ美味しいぞ!!!
このやきめしは、味の濃さで勝負していません。ウマさで勝負をしかけてきています。
味の濃いやきめしが自動的においしくなるのはわかるんですが、そうではなく、それほど味が濃くないのにも関わらず美味しいのです。
特にたまごがいい味出してる気がします。
冷めても美味しかったです。オススメ。
まとめ。ShinShinの純情らーめん、ぜひご賞味あれ!
博多ラーメン初心者にオススメなラーメン

焼きラーメン目当てで行ったはずが、まさかこんなにもラーメンの方にハマるとは。
衝撃的な出会いを果たしたワケでしたが、また行かない理由はありません。
食べた後に胃もたれしたりなども全然なかったです。
そんな「ShinShin」のラーメンは、「スープが泡立ってるし、こってりしてそうで食べられるか不安…」という博多ラーメン初心者さんにもオススメできるラーメンです!
「見かけによらず、親しみやすいのね…」と恋に落ちてしまった筆者でしたが、同じように運命の出会いを果たしたい方はぜひShinShinへ足を運んでみてください!
見たこともないくらい細い麺と美味しいスープ、メニューや店内の端々から感じられる博多の文化が、あなたを新しい境地へ連れて行ってくれることでしょう。
博多らーめんShinShinアミュプラザ小倉店について

アミュプラザは、福岡県・小倉駅直結のショッピングビル。
「博多ラーメンShinShin」は、アミュプラザ1階「三十歩横丁」にあります。
本当に駅から三十歩くらいの近さで、アクセス抜群。
営業日・時間については、公式サイトの方で更新されているようです。
(https://www.hakata-shinshin.com/calendar#amu)
気になった方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
以上、「ShinShin」アミュプラザ小倉店のレポートでした!